今、男子部では人事が様々動いており、私も新たな役職を頂きました。
以前も書きましたが、学会の役職は責任職であり、役職があるから偉いとかは一切ありません。
また、役職がないからまだまだ信心が足りない、とかもまったくありません。
そこを勘違いしてしまうと、信心が曲がってしまい、組織をおかしくしてしまう原因になってしまいます。
しかし役職のある人間は経験も力もあるはずですので、先輩として後輩を自分以上の人材に育てていく責任があります。
今回新たな役職をいただいた人だけでなく、そうでない人も、全員が新たな決意で前進していきたいですね。
人によって役職の受け取り方も様々です。
「今の自分にそんな役目は受けられません。」
と断る人もいれば、
「自分にそんな役目を与えていただけるのであれば、さらに決意して頑張ります。」
と前向きに捉えられる人。
私自身、いただいた役職は全て受け切ろうと決意していますが、「やらせてください!」と言った後に毎回悩みます。
自分より明らかにふさわしい人間がいるのに、何で自分なんだ、と。
率直にその思いを先輩にぶつけた事もありました。
先輩は
「全然違うよ。華々しい結果を出している人が必ずしもリーダーに向いているとは限らない、適材適所なんだ。お前の使命なんだよ。」と。
そう言われてみても、なかなか納得はできませんでしたが、もうやるしかない、今自分にやれることを精一杯やろう、と決意しました。
逆に、誰かが役職をもらった時に、
「なんでアイツなんだ、俺の方が頑張ってるのに!」
などと思ってしまう人にはリーダーの資格は無い、という事は間違いないですね。
人事というのは、各人のそういう生命を的確に見抜いた上で検討されています。
コイツならやれると信用されて与えられた役職、ひいては先生からいただいた役職と捉え、全身全霊で頑張ります!
「やっぱアイツにはまだ早かったな…」
なんて言われないように!!(汗)