私はダウンタウンが大好きです。
松っちゃんも浜ちゃんも大好きです。
しかし20歳くらいの時は浜ちゃんの良さが全くわかっていませんでした。
面白いのは松っちゃんであって、浜ちゃんは横でツッコんでいるだけ。
ネタを作るのは松っちゃん。
浜ちゃんはたまにキレて、共演者の頭をはたいているだけ。
松っちゃんの1人番組「一人ごっつ」が始まった時、その考えは確信に変わりました。
「やっぱり松っちゃん一人でいけるんだ!浜ちゃんいらないじゃん!!」
また、松ちゃん無しで浜ちゃん単独の番組もあったのですが、そこには決まって毎度ゲストが来て、そのゲストと二人で番組を進めるという内容であり、
「やっぱ浜ちゃん一人じゃなんにもできないんだ~」
などと思ったものでした。
また、同じ頃、歌手に関してもこんな考えを持っていました。
「作詞も作曲もやらないで、作ってもらった歌をただ歌っているだけの歌手ってどうなの?」
私は昔から岡村孝子さんと福山雅治さんが大好きなので、作詞も作曲もやって歌も歌っちゃうなんて、なんてスゴイんだ!と思っていました。
だからこそ尚更、「作れないけど歌だけは歌ってます」、みたいな人にあまり価値を感じていなかったのです。
しかしある日、その考えが一変しました。
ふとテレビで見た音楽番組で、安室奈美恵ちゃんの歌を聞いた時、鳥肌が立つほど感動したんです。
そこまで感動しといて何の曲だったかよく覚えていないのですが…。
とにかく、作詞やら作曲やらしてなくたって、その声だけで、歌だけでこんなに人を感動させられるんだ、と思ったのです。
(調べたら、実は安室ちゃん作詞の曲もあるようです。)
それと同時期くらいだったと思います。
浜ちゃんの良さがわかってきました。
誰かと一緒にいてこそ浜ちゃんは輝く。
一人で面白いことが出来なければ価値が無いなんて、そんな事は一切ない。
それぞれの人にそれぞれの使命がある、と気づきました。
安室ちゃんには歌うという使命があるのです。
松っちゃんにはネタを作って面白い事をやる使命があるのです。
岡村孝子さんと福山雅治さんには作詞作曲して歌うという使命があるのです。
そして浜ちゃんにはツッコミという使命があるのです。
まさに桜梅桃李ですね。
この人はあの人よりアレができるから優れている、とか
自分はあの人より何々ができないからダメだ、ではないんです。
その人にはその人にしか出来ない事がある。
”人と比べるな、昨日の自分と比べよ”
との学会指導を胸に、自分らしく輝けるよう頑張っていきます!!