幹部の子供が未活動、なんてよくある話です。
だいぶ前ですが、そういった幹部の事を男子部の先輩が、
「会合で偉そうに幹部指導なんてやる前に、まず自分の息子をなんとかして欲しいよな〜。マジで。」
とか言ってた事があって、その時は私も
「確かにそうですね。」
なんて同調してしまった事がありました。
しかし今ではその考えは間違っていた、と思います。
大幹部の子供だろうとなんだろうと、末法における一人の凡夫である事には変わりないので、その人が信心するかしないかなんて、誰にもわかりません。
小さい時から勤行をして、親と一緒に会合に参加していても、大人になったらそれが正しい事だと思えない、って人だっていくらでもいます。
親が一生懸命やっているからこそ反発してしまう場合もあるし、大人になってもそのまま素直に信心を続けられる人もいます。
友人を折伏しても、最初から素直に信心する人、一時は反発したけど何かをきっかけに後に信心する人、結局今世では信心しない人、様々います。
子供だってまったく同じです。
学会員の夫婦に生まれたから信心するのが当たり前、と思ってはいけないんだと思います。
だからといって、子供が信心しなくても仕方ないや、で済ますのではなくて、親は子供を折伏する思いで育てていくべきと思います。
私も子供がおり、将来反発されたらどうしよう〜、などと不安になる事もありますが、必ず広布を担う大人材に、と日々祈っております。
ある婦人部幹部の娘さんが、未活どころかむしろアンチなくらいだったのですが、何があったのか
「母の信じているものを信じてやってみます。」
と言ってご本尊をいただいた、という事がありました。
その時の感動的な入会勤行会は忘れられません。
子供がどんなに信心に反発していても、絶対にやる時が来るんだ、と確信した出来事でした。
ですので、幹部の子供が未活だったとしても、
「親がダメなせいだ」
などと思わないでいて欲しいです。
絶対に時が来ます。