学会員は
・神社の鳥居をくぐっちゃいけない
・お祭りに参加してはいけない
・お守りとかダルマとか、持っていてはいけない。
など、他宗の行事に関わったりすることに厳しい時代がありました。
妻は子供の時、修学旅行で行った京都の寺で強制的にお守りを配られ、費用の中にそのお守り代金が勝手に含まれていたと知り、罪悪感に苛まれたと言っていました。
また、私は20歳での入会だったので、それ以前は普通に初詣とかに行っておりました。
毎年、神社でダルマを買っていたんです。
年々、一回り大きいダルマを買って、部屋に飾っておりました。
しかし彼女に折伏されて入会後、ダルマは他宗の信仰の対象なので持っていてはいけないと言われ、イマイチ納得できないながらもしぶしぶ捨てたのです。
というのも、私はそのダルマを信仰の対象として持っていた訳では無かったからです。
今考えると、信仰の対象と思っていようがいまいが、持たなければいけない理由がないのであれば、そういった物は持つべきではない、と私自身は思います。
昔は激しい学会員が、折伏した相手の持つお守りなどを勝手に捨てたりした事が問題になった事があったようです。
以降、そういった事は決して勝手にやらず、本人に伝えて捨てる捨てないは任せるべき、という風になったようです。
行事への参加に関しても、現在はかなり寛容になってきています。
というのも、大聖人の教えの中に
「隋方毘尼(ずいほうびに)」というのがあります。
「仏法の本義に違わないかぎり、各地域や時代の風習に従うべきである」とする考え方です。
「町内会でお祭りやるから協力して欲しい」
と頼まれて
「いえ、うちは創価学会なんで、他の宗教行事に参加することはできません、お引き取りください」
なんて言ってたら、
「なんだよ、学会のやつらって非協力的だな!」
ってなっちゃいますよね。
そんなんで地域友好なんて出来ませんよね。
だから、「仏法の本義に違わないければ」鳥居くぐったってお祭りに参加したっていいんです。
私なんて入信後に、友人に誘われて明治神宮とかに初詣に行った事が数回あります。
もちろん手も合わせませんし、お祈りもしませんよ。
友人が祈っている横で
「ご本尊様、すんません、お祈りしてる訳じゃないんで、勘弁してください。」
と心の中でつぶやいておりました。
その後に、みんなが
「おみくじ引こう」
とか言い出して、
「俺はいいや」
とか言うとシラケちゃうので、でも自分のお金が他の宗教に使われてしまうのはなんとなくイヤだったので、理由を言って友人におごってもらいました。(笑)
クリスマスに関してもそうです。
男子部ではいまだに、
「学会員にクリスマスなんか関係ねぇ!」
って事で、敢えて12月24日に会合持ったりする事が多々ありましたもん。(別に敢えてではないかも知れないけど)
現在日本にある様々なイベントも、元をたどれば結局は宗教的な行事だってのがいくらでもありますから、いちいち気にしてたら生きていけませんよ。
難しく考えず、みんなと仲良く楽しく生きていきなさい!って事ですね!(雑なまとめ)