創価学会男子部・ゴチえもん BLOG

創価学会男子部の私が、日々の活動や思うことについて色々書き綴ってみます。

妻に折伏された私

妻との馴れ初めをリクエストいただきましたが、まあ簡単に言うと学生時代に友人の紹介で、といったところでしょうか。
そこは膨らませてもあんまり面白くないので、これくらいにしておきます。

せっかくなので私が妻に折伏された時の事を。

妻と付き合い始めた頃、私は会うたびに会合に誘われ、先生の書籍を渡されました。

それまで身近に学会員の知り合いはいなかった(いたんでしょうけど学会宣言なんてされた事はありませんでした)ので、学会の事は良く知りませんでしたが、宗教に対する偏見もさほど無かったので、抵抗なく会合等に参加しておりました。

しかし当初、心のどこかではなんとなく「入会はしたくないな」と思っていたのを覚えております。

ある日参加した折伏セミナーで、終了後に幹部の方との対話の場になりました。
様々話をした後でその幹部の方に
「一緒にやってみませんか」
と言われ、私は
「はい、やります」
と言いました。

「何年かかっても折伏したい」
という思いでいた彼女は、折伏開始から半年も経たない内にあっさり入会決意した私にかなりびっくりしたそうです。

なぜ入会しようと思ったのか。

様々な会合で沢山の人の話を聞いた上で、みんなおかしなことは言っていない、この仏法は正しいんじゃないか、と思っていましたし、出会う会員さんみんなが暖かい、優しい、と感じていました。
そして、こうしていつも誘ってくれる彼女の心にも応えたい、という思いもありました。

彼女が喜ぶから入る、みたいなのは入会動機としてどうなんだ、と我ながら思ったこともありました。
しかし、入会のきっかけなんてなんでもいいと今では思います。

世界平和のために、だろうが、
幸せになりたい、だろうが、
彼女が喜ぶから、だろうが、そんなの最初のきっかけにすぎません。
大事なのは信心を始めてから、どう生きていくか、ですから。

もうひとつ思ったこと。
私は彼女から
「一緒に信心しよう」
と言われたことは一度もありませんでした。

まあ、何年かかっても、という思いであったのですから、もっともっと仏法に触れさせた上で、ここぞという時に言おうと思っていたのかもしれません。

男子部として活動を開始してしばらくした頃、私はそれを少し不満に感じていたのです。
折伏するのなら自分の口で「一緒にやろう」と言うべきなのではないか、これでは彼女が折伏した事にならないんじゃないか、私を折伏したのはセミナーで会ったあの幹部じゃないのか、なんて思ったことがありました。

そんな思いは自分自身が折伏に挑戦するようになってから微塵も無くなりました。

友人を会合に誘う事がどれだけ勇気がいる事か。
仏法の素晴らしさ、池田先生の偉大さを語ること自体、立派な折伏であるし、彼女はそれをデートの度に私に対して行っていたのです。

セミナーで対話してくれた幹部がいなければ、その日その場所での入会決意には至らなかったかもしれませんが、結局はそこに行き着くまでに対話を繰り返し、会合に誘ってくれた彼女なくして私の入会はありませんでした。
そして私の知らないところでどれだけ題目をあげていたことでしょう。
紛れも無く、私は妻に折伏されたのです。

また、普通新入会のメンバーは、折伏親と共に折伏親の地元で1年間活動した後に、自分の地元へ戻って活動するものです。
しかし私の場合は入会直後、彼女が学校を卒業し、私を置いてさっさと故郷へ帰ってしまったため、いきなり一人で男子部の中に放り込まれた形になってしまいました。

私はむしろそれが良かったんじゃないかと思っております。

私が女友達を折伏した時、うまく女子部に付ける事がなかなか出来ず、苦労した事がありました。

それが私の場合は否応なしに男子部の中でやるしかなかったんですから。
信心の繋がりではなく、紹介者との人間関係だけだったりするとその時点でつまづいてしまう人もいるかもしれませんが、幸い私は大丈夫でした。
漠然とですが
「この仏法は正しい」
という思いがあったからだと思います。


とにかく、彼女に折伏され、早10数年…。
妻には本当に感謝の思いでいっぱいです。